えー、いきなりタイトルにニューヨークとか入れてますが、仮想世界の中の話です。
今回はバーチャルライドのzwift(ズイフトと読むようです)の記事です。
ゲームみたいなzwiftという仮想空間で自転車で走ります。自転車につけたローラー台というモノと連動して、ペダルをこぐと画面の中も進みます。
画面はこんな感じです。
zwiftの中
右側に近くの人がリストされますが、自分の国が国旗のアイコンで表示されます。画像の通り、世界中の人がzwiftの中で自転車で走っています。
このzwiftを始めた時、コースが選べるのですが、ニューヨーク、があったので適当に選んだら、さすが仮想空間、ニューヨークの街で自転車で走れました。しかし架空のコースでどんどん上に登るキツイ坂でした。
上記の画像はその最初の苦しい架空のニューヨークの登り、ではなく、仮想コースのwatpiaの中です。現実に水圧に耐えられる透明なトンネルを作るのは大変なのでは、と思います。仮想世界ならでは、でしょうか。
zwiftのイメージは、どっちかというとジムとかにある「エアロバイク」+「と連動している仮想空間」という感じでしょうか。
自転車は禁止?
元々去年までクロスバイクという自転車に乗っていました。
しかしクルマとぶつかる交通事故に遭い、アタマを打ち、一時左手足麻痺となり入院、リハビリを経て退院しました。
麻痺した手足はリハビリで回復、医者から回復をしていくたびに、「君は例外だから」と言われてました。
パートナーは警察から事故の連絡を受け、集中治療室で手足が動かない私と再会しました。
なので退院後普通の生活に戻っても、パートナーの意向により、
「スポーツタイプの自転車は禁止」でした。
リハビリ病院に入院中、担当医から、
「有酸素運動は全人類必須、脳にもいい!」と言われ、リハビリのメニューにエアロバイク漕ぎがありました。
また復職前は、自分に起きたことを、理解するため、前の生活に戻るため、脳外傷の本を何冊か読んでいました。そのような本にも「有酸素運動は脳の血流を良くするから、リハビリとしてやるといい」と書かれていました。
幸い入院中に日数をかけて検査した知能検査の結果では、「病院で検査できる範囲では問題が認められない、仕事に戻って確かめてください」ということで幸いにも復職しました。
退院後は弱かった左足のリハビリでジムに行っていました。その際、入院中同様エアロバイクをジムでこいでいました。
しかし、2020年3月から感染が怖いのでジムを休会。
外を歩く、走る際もマスク必須の生活に変わってしまいました。
マスクして外走るのもイヤ。これから暑くなるし。
外で自転車はパートナーから禁止。
どうすれば?
自宅で有酸素運動するには?
筋トレは家でもなんとかなるが、有酸素運動は?
外出禁止となった外国でベランダの短い距離を、往復してフルマラソン走った人のニュースを見た。
これはマネできない。
HIITとかタバタプロトコルは短時間でもできる、という記事を良く見かけますが、まじめにタバタプロトコルをやってみたらキツくて吐きそうになって、続けられませんでした。キツイことを続けるのは私は難しい。
エアロバイクは結構安いが、飽きずに続けられる自信無し。
という時にzwiftの記事を雑誌で見て、面白そうなので、やってみることにしました。
家で自転車をこぐから、とパートナーに言ったら
「家の中ならクルマにぶつからないから良し。運動不足も心配だし。まあいいでしょう。」ということで無事承認されました。
zwiftのメリット、デメリット
zwiftやってみた結果は?
デメリットもありますが、自分には良かった。
まずメリットは?
まず1番重要な点、クルマとぶつからない。
パートナーも安心です。
天候にも左右されない。雨の日も濡れない。
すぐに仮想空間のコースで山に登れます。
数値で自分の走りが可視化されます。
汗だくになっても自宅なのですぐにシャワーを浴びれます。
準備もそんなにかかりません。
仕事から帰ってきて、30分やってもすごくすっきりして翌朝までそのスッキリ感があるのを実感します。
デメリットは?
スマートローラーというモノをロードバイクにくっつけたんですが、それなりにお値段がするところでしょうか。
でも会社のロードバイク乗ってる人達に自転車の値段聞くと、三桁万円前後の自転車買ってる!
クルマの中古車が楽に買えるくらいの値段です。信じられない、1人しか乗れないし、馬力は低いし、雨にも濡れるし、高速も乗れないのに…。
私は近所の自転車屋さんに行って、玄関近くにぶら下がってるロードバイクのエントリーモデルが自分とサイズが合うと思い、店に入ってすぐに「これください」と言ったものだから、店の人が「いやちょっと待て、試乗とかして確認してからにしてください」と言われました。自転車屋さんの近くで試乗させてもらいました。エントリーモデルでも乗ってみたら軽いし、少しこぐとスピードは出るし、クロスバイクとは違ってすごいお乗り物だと思いました。これは私が道路で走ったら、ヘルメットかぶってても危ないかも。
後で色々わかってきたのですが、ロードバイクのエントリーモデルってギア(カセットと言うらしいです)の部分が高いものと違うようです。まあ初心者の私にはあまり影響しないですが。
家の中で自転車をこぐことのデメリットとして、実際に外を走るのと違い、風が来ないので、汗をかなりかくことでしょうか。
これは扇風機をつけておくことでかなり変わりましたが。
今回の記事は、私がクルマにぶつからずに家で自転車に乗る方法、zwift、でした。
興味がありましたら試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうこざいました。