今回の記事は、自分の専門外の話ではカンタンに誤った情報を信じるコトがあるから気をつけないと、という話です。
自分が仕事にしている業界のニュースが、テレビとかで報道される時、余りにも間違って報道されている、と感じるコトがありました。
自分が担当している分野であれば、あっこれおかしいよ!と見ながら笑えます。
これは仕事でやっているから実情がわかっているせいですが。
新聞も読み比べると、専門家のチェックを入れている(と思われる)新聞と、そうでない新聞の記事の内容はかなり異なりました。
ひと昔前に比べて差がなくなってきましたが。
報道する人たちは専門家のチェックを入れないと、自分達で適切か、の判断はしにくいのでしょう。
しかし自分が詳しくない分野の情報を受け取っている時、ゾッとします。
簡単にニセの情報にひっかかってるんじゃないかと思います。
私が勘違いしていた恥ずかしい内容は次のようなものです。
誤解1:関節の痛みに効くサプリがあると思っていた
例えば、関節の痛みにサプリを、という話。
自分は効果があるのかと思っていました。
さらに恥を晒すと、保険が効く薬とサプリがどう違うのかもちゃんとわかっていませんでした。
我ながらひどすぎる…。
医療関係者であれば当たり前の話なのででしょうが…。
誤解2:βカロチンのサプリ
最近知ったのですが、βカロチンって単純に身体にいいモノかと思ってました。
βカロチンのサプリによる喫煙者の摂取の場合、喫煙者の場合はかえって
肺がんのリスクを上昇させる
研究結果があります。
今のところわざわざサプリで摂取する必然性が無いというコトでしょう。
今後も研究が進んで色々わかるんでしょうが。
誤解3:コレステロールの摂取と血中コレステロール値の関係
ちょっと古い話ですが、アメリカでは、2013年に心臓病学会などが「コレステロールの摂取制限を設けない」としてコレステロール摂取量のガイドラインからの上限値撤廃をしたとのこと。
コレステロールとると、
コレステロール値が上がると信じていましたが、
関係ないんですね。
食事からのコレステロール摂取量を減らすことで、血中コレステロール値が低下するという明確な証拠がないのが理由、だそうです。
下記の記事読んでようやくわかりました。
ちなみに下記はその記事からの引用です。
中性脂肪を増やすのは揚げ物の油や肉などの脂質だと考えがちですが、実際にはほとんどが糖質とアルコールです。糖質は体のエネルギー源となる重要な栄養素ですが、過剰摂取は禁物なのです。
えっ、
脂質をとると
中性脂肪が増えるんじゃなかったの?
という感じでした。
勘違いを無くしていくには?
筋トレ、食事、関連は自分が興味あって情報集めてるのと、実際に自分で試してるので、雑誌でおかしなことを書いてあったりすると、これそうなんだっけ?と気に留めるようにはなってきました。
でもまだまだ知識が足りないんですね。
過去の常識と思っていたことも、研究の成果で新しい常識に変わっていきますし。
勘違いはこれからもあるかもしれません。
対策としては、うーん、
ホントかな?
と半分疑いながら見るしかないんでしょう。
後は複数情報で照らし合わせる、とかかな。
今は検索すると研究成果にもアクセスできるので便利ですね。
この部分だけでも、スゲー進歩です。
今回は、自分がよくわからない分野については、勘違いとかあるので、減らすようにチェックしていくといいかな、という内容でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。