ランニングではハードな練習の方が効果がある?
今回はランニングの初心者に向いている練習の話。色々ランニング初心者向けの本読んでます。
初心者がやることは?
フルマラソン(走らないつもりですが)を走るまでのトレーニング計画をステップ8までとすると、初心者はステップ1になる。
ステップ1は、
120分から180分走り続けるようになりましょう、それができれば次のステップに進みますしょう、
とか書いてあります。
イメージと違うんですが…
いろいろ本を読んでいて、ショックだったのが、初心者が長時間走れるスタミナをつける練習です。
何がショックって?
てっきり私はゼーハーする
キツイランニングをすればするほど効果があると思っていました。
ハードでは効果がない?
何がいいのか?
大事なことは、
・ゼーハーするキツイペースで走っても効果が無い
・ゼーハーにならないペースで、走った時間を基準にスタミナのベースをつくる
きつくないペースでなるべく長い時間走る練習の方が、土台となるスタミナを養成できる、という。
昔のアニメのように、重いコンダラを引いたり、試練の道を通ったり、ハードなほうが成長すると思ってました。
(知らない人すいません。書いている人が古いかわいそうな人なのです)
※コンダラは正式名ではなく、整地ローラーだそうです。
※引くのは誤りで、押すのが正しい。宙太さん、突っ込めよ…。
完全勘違いしていました。
マラソンのトレーニングを期分けして、最初は長時間身体を動かせるようにする、と。
ベースになっているのが、リディアード式という。
先頭で紹介した本にそう書いてある。
リディアード式、なんか知らんけど有名ですごいみたい…。
凄腕コーチ、リディアードさんとは?
そう言えば前のBOURN TO RUNの中でナイキ創業者の一人であるバウアーマンさんという方に「あいつはわかってない」的なキツイコメントを発していた方だったような。
調べて著書も買ってみました。

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ニュージーランドで自分を実験台にした独自のトレーニング理論を編み出す。
国内の中、長距離走のメダル取得数は、指導していたときで四十何個。
指導した人達はローマオリンピックと、東京オリンピックでメダルをとった。
さらに、50歳から72歳の心臓病で倒れたことのある人達を集めてトレーニングし、健康体に変えた、と言う実績もあります。
初日はみんな200mで動けなくなった。しかし8カ月後、皆30km完走した。自転車でついていった記者はへばってしまった。
(上記エピソードは、ランニングマガジン クリール 2017年06月号からの抜粋)
「有酸素能力を高めるには、高いレベルの有酸素ランニングをより長くつづける」
「無酸素トレーニングは、そのやりすぎに要注意」
(ランニングバイブルより)
自分で効果を感じてみないとアタマに定着しない
筋トレだと大まかに、
適切な重さと回数とセット(負荷をかける) + 食事 + 休養
で挙がる回数が伸びる
となっていくとイメージできます。
しかし、ランニングはこの負荷が初心者は、
ゼーハーしない程度で、
徐々に走る時間を長くする、
となります。
休養による回復はランニングでも必要。
アタマが筋トレになっているようで、
すんなりアタマに入っていかないので、
自分でちょとづづ試してみます。
さらに「ランニングバイブル」を読むと、
「週160kmの有酸素ランニングが、最も効率良くスタミナをつける」
と。
週160kmとな?
リディアードはん、月間640kmて…(絶句)。
バイブルは私にはまだ早いね!