50から筋トレやってみた

みずからの体験に基づき、筋トレ、ダイエット、自転車、本をゆるく書きます。

事故の後、2カ月ぶりジムに戻ったら?

5月中旬に交通事故にあい、救急車で運ばれ、入院、左手足まひ、からリハビリで回復、復職、の様子を記事にしています。 今回はリハビリに明け暮れた、リハビリ専門施設を退院し、ジムに戻る話です。
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 えー、この映画は入れてみたかっただけです…。

 
リハビリ専門施設での、高次脳機能検査の結果、検査の範囲で問題無し、となりました。
 
 
そして産業医との面談を経て、元の職場に戻っています。
 
事故の様子はドライブレコーダーに記録されており、調書を作成した際、警官の方から
「君は死んでいてもおかしくない、
たまたま助かったんだ」
と言われました。
 
 
今回はリハビリ専門施設を退院して、ジムに戻った時のお話です。
 

担当医に確認

退院前日、担当医との面談でした。
退院後は自宅療養なので、リハビリの計画を話すのです。
 
私が担当医に確認したいのは、
「ジムはいつから再開できるのか?」
です。
今書きながら、自分でも
「最優先で聞くべきはその話かね?」
と言いたくなりますね。
 
50歳でジムに入会し、通い続けていたのです。 
 
担当医はやれやれという顔(苦笑、に見えました)をしながら、
「7月からならいいです。有酸素運動もする事」と言ってくれました。
その後退院後のリハビリ計画書をもらったのですが、担当医の記入欄には、
「リハビリ、ジム、仕事」を無理せずにやる事、
と書いてくれました。
書いてある順番を見て、一人で受けてました。
 

監視付き

7月のジムに行く日を決め、パートナーはゲストで参加です。私が無理しないように、監視役です。
 
余談ですが、
脳外傷の場合、入院中は患者1人での行動範囲は制限
されています。 
私は症状が軽かったので痙攣止めの薬は処方されませんでした。
しかし、てんかん(幸い私はなってません)の確率は脳外傷になる前より上がっているため、入院中は病棟内の移動のみが許可されていました。
1人での施設外への外出は許可されませんでした。
 
なので歩けるようになって、有酸素運動をリハビリ以外の時間でやったのですが、病棟内をひたすらグルグル回って歩いていました。
 

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病棟内 ウォーキング
NIKE RUN CLUBの記録です。1時間で5キロ歩けるようになってました。
回復が医師の予想より早かったようです。他の患者さんから、「君なんでいるんだっけ?」とよく話しかけられました。高次脳機能障害の検査の説明をしておきました。
 

ジムは良いところ

ジムのリハビリのメニューは交通事故と、残っている問題を説明し、トレーナーの方に相談しました。
左脚を伸ばす力は機械で測ったら20代後半の一般男性平均くらいでした。
しかし左脚を曲げる動作は、力の入り始める開始時間、ピークパワー共に
70代の一般男性の平均よりやや劣る数値でした。
まあ左手足が麻痺で全く動かない状態から、歩けてますから、ここまで回復できたのはいいことです。
 
メニューはレッグカールとレッグエクステンションをマシンでやることになりました。
有酸素運動はエアロバイクです。
エアロバイクはクルマとぶつからないので安心です。
 
上半身は左手がかなり回復した感触なので、ベンチプレスにチャレンジです。
作業療法でチェストプレスのマシンも、最後の方でリハビリに入ってました。
 
 
ベンチプレスのメインセットをやってみると、
80kgが6回しか挙がりませんでした。
(尻はベンチに付ける、バーは胸まで降ろす、バウンドさせない)
でも大満足です。手足が動かなかった時は、ジムは退会するしかない、と思っていましたから。それに2カ月のブランクでこの程度ならいい感じです。
後はマッスルメモリーに期待です。 
パートナーは初めてジムに来たのですが、
「更衣室もトレーニングするところもキレイ!」
「トレーナーさんがすごく親切!」
ということで、とても感激していました。
バーベルとかが好きではないとのことで入会はしませんでしたが。
バランスボールなら自宅で続けられる、そうです。
まあ過去記事にも書きましたが、
運動、ダイエット、健康にもっとも重要な、
「つづける」ができて、
それでウエスト61センチになったのでいいのでしょう。 
 

ジムのトレーナーさんのアドバイス

事故の話を説明し、リハビリのメニューを考えてくれたトレーナーさん(女性)から最後にアドバイスというか忠告をもらいました。
「パートナーさんに、
心配かけるようなことはしないで下さいね!!!」
じっと目を見ながら言われました。
それは
「言うこと聞けよ、コイツ!!」
と言う力強い目線により、強いプレッシャーを感じさせるものでした。
 
パートナーにこの話をすると
「当然でしょ、心配ばっかさせて!!」と
また怒られました。
はい。当然です。
ちゃんと心配はかけないように行き先とか報告しておりますです、はい。
まあ
集中治療室で動かなくなった私を見て、トラウマになった
ので当然の反応でしょう。
 

事故の影響は?

事故前はベンチプレスは95kg5回を5セットやってその後ダンベルプレス30kg10回を3セットとかやってました。
それでも時間があればもっとセットを重ねたい気持ちがありました。社会人だと時間の確保と配分は毎回調整です。
さらに連続して次の日に同じメニューやって記録が伸びたりしてました。
 
事故後はベンチプレスのメインセット3セット目で、精神的に疲れたかな?と感じます。このあたりが自分で感じられる事故の影響です。
説明しづらいですが、メインセットに挑戦した後の精神的疲労感が少し早い感じです。
 

身体が動くと言うことは、ありがたい

毎回おんなじ話ですが、
身体が思った通りに動く、と言うのはありがたい
と思います。
 
事故直後の麻痺状態では、ジムの退会を考えましたが、回復してきたので、
「少しでも身体が動くなら、ジムに戻る」
と思っていた甲斐がありました。
 
何度も登場している、事故で苦労をかけた
「パートナー」に心配をかけないように続けていきたい、そう思います。
 
筋トレはアンチエイジングにもなりますしね!
 
 
長文読んでいただきありがとうございました。