今回は交通事故にあってから5ヶ月と半月経った様子を記事にします。
いつもは、こんな事やると健康にいいかも、という内容、ですが、今回は私の個人的な事情の記事です。個人的な情事の記事ではないです。
交通事故から5ヶ月経って
5月中旬に自転車に乗っていたところ、クルマとぶつかりました。救急車で運ばれ、脳外傷による左手足の麻痺となり、入院していました。
幸い医師の予想に反し、回復しリハビリを経て立って歩けるようになり、6月末に退院。産業医との面談を経て7月中旬から元の職務内容に戻っています。
脳外傷になると、高次脳機能障害、と言って、見かけが普通でも認知機能に問題が出ることがあります。
このマンガはリハビリ専門施設に入院していてたときに、言語聴覚療法(ST)と、作業療法(OT)の待合場所に置いてあり、待ち時間に読んでいました。
まだ高次脳機能障害の制度や認知度が低い状態の時、作者がわかりやすく伝えるためにマンガで書いています。私は退院後に再度パートナーと一緒に読んで泣いたり笑ったりしました。
続編もあります。
幸い、リハビリ専門施設の高次脳機能の検査では私は問題無しと診断され、復職しました。
ただし、脳外傷の後遺症として、易疲労性、と言う疲れやすいという症状はあります。
この易疲労性については今度病院に行って相談予定です。まあ症状軽いからがんばってね、的なこと言われて終わる気もしますが。
仕事も事故前と変わらず、普通にやっているので。
先月は、残業が解禁されていて、調子に乗って残業していました。職務上36協定の範囲外の人、という位置づけなので、残業代とか関係ないんですが。
また、「多少夜遅く起きていても平気になったんじゃ?」と過信し、寝不足気味になっていました。
結果、かなりの疲労を感じて大変でした。
年齢のせいではないんですね、これが。
交通事故前は50代超えてからも、ひどい時は、朝9時から深夜2時くらいまで仕事をすることも何度かありました。でも少々眠いだけで大丈夫でした。
(毎日じゃないです)
しかしこんな疲労感は感じたことはありません。頭痛と違う違和感もあります。
私みたいに回復した場合でも、脳外傷による影響は大きい、と感じました。
私の場合易疲労性、という症状ですが、脳外傷による
脳へのダメージがあったら、簡単に元の状態に戻ったりしない、
ということを改めて先月は感じました。
元に戻るかと思いましたが、甘かったですね。
他に脳へのダメージによる高次脳機能障害の症状として、脱抑制、というものもあります。
簡単に言うと、キレやすくなったり、簡単に感動して泣いたり。
事故後に一回、パートナーとちょっと口げんかみたいになった事があったので、収まってから「もしかして事故の後キレやすくなったりしてない?」と確認しましたが、
「まったく変わらない」ということでした。安心しましたが、反省が必要です。
もし、この記事を読まれている方で、スポーツ自転車で速い速度で走るなら、
ヘルメットをかぶった方がいいですよ!
と思います。私は事故の時ヘルメットかぶっていませんでした。警察の調書上は私の自転車の速度は20km/h程度と記載されています。
まあクルマのボンネットにアタマぶつける、のはそんなに頻繁に起きないんですが、万が一に備えて!とヘルメットなしで乗る人を見ると思います。
私がぶつかってから衝撃でどう動いたのか、アタマ打った後は意識無かったのでわかりませんでしたが、フロントガラスも割れてました。なので衝撃は結構あった、でも回復できたので、私は本当にたまたまラッキーで助かっただけです。あっ、書いていて事故を思い出して気分悪くなってきたのでこの辺にしときます。
有酸素運動やってます
リハビリ専門施設の退院前、担当医に、「ジムはいつから行けるか?」真っ先に確認しました。
左手足麻痺が強かった時はジムは退会するつもりでしたが、回復して動くようになったので退会しませんでした。
スクワットは左脚が弱いことから、バーベルは担いでいません。
自重のみです。
マシンでレッグカールとレッグエクステンションを軽い重量で続けています。
有酸素運動をしなさい、と担当医から言われているのと、高次脳機能障害の本を何冊か読んでみると、有酸素運動が有効、と書いてありました。
超ゆっくりペースで走っています。1km 7分30秒です。超ゆっくり。
退院後は左脚が弱かったので、走ると右脚側の方が極端に疲労しました。右脚だけパンパンになってた。たぶん走り方も見てわかるくらい左右非対称、おかしな走り方だったと思います。今は左脚も筋肉痛になってきたので前より左右差が減ってきた感じです。
昨日はジムのトレッドミルで50分弱走ってました。
ジムの中だとクルマとぶつかる危険が無いのでいいですね。雨にも降られないし。
テレビも見られますし。昨日はラグビーの決勝戦を見ながら走っていました。
みなさんデカく、かつ走っている。私が行っているジムは、カメの甲羅背負っているような筋肉の背中の方を結構見かけて、見るたびにインパクトありますが、ちがうデカさですね。
ジムのトレッドミルは勝手に地面が走る感じで違和感もありますが、ランニングの雑誌に傾斜を2度ほどつけると良い、とか書いてあったのでそうしています。
ベンチプレスは?
下半身は左脚が弱かったこともあり、マシンだけにしてますが、ベンチプレスは結構できたので、やっています。
事故前は1日おきにやったり、2日連続でやったり週に4回やったり結構な回数でジム行っていました。それでも2日連続でやった日の2日目に記録を更新したりしていたので、面白かったです。
今はそんな頻度はムリです。中3日より短い間隔では事故後はやっていません。疲れのたまり具合が事故後はハンパないんですって。いずれ試すかもですが、疲労感がひどいので、多分ムリ。
またメインセットは5セット事故前やっても平気でしたが、今は2セットまでしかできません。
でも筋力で見ると、ベンチプレスは事故前の記録とほぼ同じになりました。
事故前は90kgは最高で9回まで挙げていました。
今は90kgは8回まで挙がります。いずれも尻はベンチにつける、バーは胸につける、胸でバウンドさせない、やり方です。
ただし、事故前は体重が77kgあったのですが、入院して痩せて今は73kgなので、今の方が体重比ではいいです。
補助種目のダンベルプレスも事故前と同じ30kgで12回が普通にできました。
2ヶ月くらいのサイクルでやっています。今は事故後は2サイクル目です。1サイクル目より調子がよくなっています。
筋力は回復したようです。
今回は交通事故の脳外傷によるダメージは、元に戻ったりしないよ!
でも筋力はなんか戻ったかな、という記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
過去記事も入れときます。
交通事故直後の左手足まひの様子を書いた記事です。
左手足まひから回復してきて、歩けるかも!と思ったときの様子です。
立って歩けるまで回復したが、今度は高次脳機能障害、がどれだけあるのか、という記事です。
退院前に作業療法の一環で筋トレがあった時の記事です。
交通事故にあい、これまでの生活から全く変わってしまい、先が見えない中、感情を押し殺してリハビリしていましたが、元の仕事に戻れそうになった時につい泣きそうになったというお話。相変わらず弱っちい。