40代からのシックスパック
という本を読みました。筋トレ関係の本は、今本当に色々あります。が、
40代、50代向けのものが結構少ないと感じています。
元気な若い人の本読んでもねえ?
と書店でつぶやきそうになります。
この本は有名な人のものだったので、面白いかも、と思い、図書館で借りてみました。
ムキムキの人の本って、頑張ってムキムキになろー、みたいなノリで書かれているかと思ってしまっていて、ひ弱な私は
ノリについていけない気がして避けてました。
(偏見でしょうか?大変失礼しました)
この本の良いところは?
この本の良いところは下記です。
(1)体型を変え、生活習慣病による死を避けるためには食事が一番効果があり、続けられる方法が大事と言っている
(2)将来の生活習慣病、ロコモを防ぐ方法が書いてある
(3)著者の異名、バズーカ、が付いたトレーニングの紹介がある
(4)著者の名言が散りばめられている
(5)おいしそうな料理レシピと写真がたくさんある
シックスパックに効果があるのは?
(1)効果があるのは食事、の話ですが、有名な「バズーカ」さんの本だとてっきり、筋トレだあー、腹筋だあー、となるのかと思っていたら、
食事が一番効果が早い、と言っています。
(筋トレも腹筋もありますが一番ではない)
理由は、
筋トレによる体型の変化は時間がかかる、
が
食事は効果が出るのが早い、と。
さらに大事なのは、ムリなガマンは続かない!
食事をどう見直せば、続けられるのか?が書いてあります。
筋肉を増やすのは、ティッシュを重ねていくよう、とも。
私が85kgから66kgに減らした方法は?
私が85kgの体重から、66kgまで落とした時も、実は食事が一番効果があったと思っているので、納得できます。
この本の真の目的はシックスパックではない?
(2)生活習慣病、ロコモは、40、50代からなら防ぐことはできる。
この本の真の目的は、
シックスパックを作ろうという話ではありません。
40代、50代の人に健康になって欲しい、
というメッセージが、
シックスパックの話を通じて伝わってきます。
表紙の印象とは裏腹な?40、50代のハートに問いかけて来るメッセージです。
なぜそうなのかと言うと、著者が整形外科の現場にいた時の経験で、
40、50代の時の習慣のせいで動けなくなった
高齢の方を見ていたからだそうです。
そのため、自分で防げることを今からやって元気になりましょう、と言う著者の思いを感じ取れます。
例えば、私の知りあいの年配の方々で、膝の痛みに困っている方が結構います。
著者によると、
膝の痛みは臀筋(おしりの筋肉)が弱いと、
40代、50代から出る
のだそうです。
バズーカ直伝、筋トレメニュー?
(3)著者の名前が冠されたメニューがある
バズーカX X X、て感じのトレーニングメニューが写真付きで紹介されています。
笑いそうになるし、やってみよう、と思いました。
この辺は期待を裏切らない内容です。
名言は必読?
(4)著者の名言
あちこちに名言が入っているので、それだけでも楽しめます。詳細は読んでのお楽しみですが。
「部下と腹を割って話す前に自分の腹を割れ」
(40代からのシックスパックより)
とか。
えっ、そうなのか?と一瞬思いますが、理由も含め楽しめます。笑ってしまい、腹を割る前に崩壊しそうです。
また、
「背中に手を乗せた瞬間、相手の戦闘力がわかる」
とか。
筋肉界(?)では普通?らしいですが。
後は(年配の人に?)有名なシュワルツェネッガー氏の名言も登場します。
氏は有名な名言がいくつもあって、それだけもすごいですね!
私も過去の記事で取り上げさせていただきました。
ちょっときわどい名言なんですけどね…。
料理の写真を見て、耐えられない
(5)美味しそうな料理の写真
これは見た瞬間に耐えられません。
みんなすごくおいしそう。
どれくらいおいしそうかと言うと、こんな感じです。
図書館で借りたこの本を、パートナーも読んで、料理の写真を見ているだけ、に耐えられなかったらしく、
「料理作るから、すぐ買え」と丁重にお願い?されたので、ポチりましたです。はい。
この本の良くないところは?
絶賛してますが、この本が主に男性向けであること、くらいでしょうか?
似た内容の女性向けの本があるのか、探してみたいと思います。
まあパートナー(女性)は、私の机の上に置いてあったこの本を、表紙の写真に引き寄せられて、勝手にどんどん読んで内容も印象に残ったようですが。
やっぱり日々の食事と運動の習慣
私は健康診断ではなんとか再検査項目は無く過ごせています。
年代に関わらず、みんなが生活習慣病によって、病気にならないように過ごして欲しいと思います。
この本はシックスパックだけでなく、
健康に生きていくために役立つ、著者の思いが入ってる、
と思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。