50から筋トレやってみた

みずからの体験に基づき、筋トレ、ダイエット、自転車、本をゆるく書きます。

五十肩が治るまでに私がやったこと

五十肩治るんでしょうか?

20年ぶりにジムに行ってはりっきてやっていたが、ずさんな身体のケアと使い方のため、

50歳で五十肩(!)にめでたくなりました。

50からのジム通いどころではなく、

50からの整形外科通い、

50からのリハビリ通い、

となり、一気にこのブログも年齢相応の話題を書くことに。

行った整形外科がリハビリの部屋があり、多数の理学療法士を抱えていたこともあり、おかげで半年でほとんど普通に左肩が動くようになり、1年ほどで医者からも

「もう問題ありません。調子悪くなった時に来てね!」

と言われるまで回復しました。

問題のベンチプレスも、五十肩発症前以上の重量で痛みもなくできています。

しかし、五十肩になった直後は、いろいろネガティブな思いが浮かびます。

「治るんだろうか?」、

「このまま動かなくなるんじゃないだろうか?」、

「ずっと痛くて夜寝にくい」、

「どうすれば治るんだろうか?」

「大どんでん返しでよみがえれ飛雄馬となった方がいいんじゃないか?

(意味がわからない方はスルーして下さい)」

等…。

今回は最初のお先真っ暗な感じから、治るまでの間に実際に私がやって効果があったことを、せっかく五十肩になって、治ったので、記事にします。

 

整形外科からもらった「五十肩を治す運動」のパンフの通りに動かした

医師から

「毎日この動きをやってください」

と渡されたのは、五十肩を治すための手と肩の運動が書かれたパンフレットのようなもの。

イラストで実演している人が描かれていますが、明らかに「お年寄り」的な描写になっています。

これを見て自分でも

「私ひょっとして歳とってきちゃった?(50過ぎなので十分とってますが)」

と思ってしまいました。

動かない肩が動くなら、と思い、藁にもすがる思いで毎日ちょっとずつやっていきました。

そのなかで固まった肩の関節を伸ばす、痛い側の手首をもってひっぱる運動がありました。

最初は右手で引っ張っていたのですが、めんどくさいことが嫌いな私のこと、

何かにぶら下がれば同じだし、楽だし、より効果的なんじゃ」

と思いつきました。

家にはなぜか懸垂する器具がありました。

私の年代で言うとぶら下がり健康器と同様です。

過去に二万弱でアマゾンで売っていたので安いと思い、買っていたのでした。

家では既に物干しとして使われていましたが、片付けてぶら下がると、思ったとおり、固い肩が伸びる感じがします。

医師に指示された五十肩を治す運動のうち、私にはこれが効果があったようです。

ぶら下がり始めたところ、治り始める時期とタイミングが合ったのか、自分でもわかるくらい(でも本当にほんの少しづつですが)、良くなりました。

隔週で整形外科のリハビリに通っていましたが、このことを理学療法士の方に言うと、

「ひっぱるのが目的なので、ぶら下がるのはいいでしょう。痛くなければいいです」

とコメントをもらったので続けました。

左手が元のように挙がるようになったのは、このおかげかも、と思っています。

 

リハビリに通い、理学療法士のアドバイスを聞いた

行った整形外科は広くはないですが、リハビリルームがあり、理学療法士の方が何人もいました。ここに通えたのはとても良かったです。

理学療法士の方に見てもらい、いろいろ相談しながらリハビリを行いました。

ただ、リハビリでは、「肩をほぐす」、「肩の様子を見る」ことができますが、

毎日の肩の運動は、自分がやる必要があります。

リハビリで理学療法士の方による適切な方向付け、指摘は必須ですが、24h付きっ切りで一緒に居るわけではないので、自分の毎日の運動も必須です。

今まで整体、マッサージ、ストレッチ専門店など行ったことがあり、担当の方と筋肉や骨、身体についていろいろ教えていただく機会がありましたが、理学療法士の方によるリハビリは初めてでした。

肩甲骨を使った肩の使い方、のアドバイスがもっとも参考になりました。

肩関節が本来どう動くのか、ことこまかに理学療法士の方は知っています。

それに対して、自分の肩(肩甲骨)を本来の動かし方と違って、いかに使っていなかったか、が五十肩になって、わかりました。

私の場合、ベンチプレスをやった後、ストレッチを一切せず胸の筋肉が縮んだままにしていたため、肩が前に引っ張られた状態になっていました。

されに日常生活で左肩を動かす機会はなく、肩甲骨の動き自体がそもそも無いに近い状態でした。

これでは五十肩になるのは必然、とも言えました。

 ただし最初のころ、理学療法士の方に肩をほぐしてもらう時は、カチカチの身体でストレッチをやるようで、ちょっと苦しかったです。

でも、リハビリは苦しい、というイメージでしたが、そこまでではありませんでした。

 

五十肩を治すための情報収集をした

五十肩になってビビッていただけでは治りません。

正しい治療法は何なのか、自分なりに調べました。

過去のNHKの番組で、五十肩を扱ったものがあり、DVD化され図書館にあったので借りて見てみました。

これが一番参考になりました。

番組内では下記が映像と共に伝えられます。

・五十肩の発症と経過

・リハビリをすると治っていく

・やらないで放置すると肩が動かない状態で固まってしまう、最悪手術も!

等…。

実際に五十肩になって完治した人の実例が本人のインタビューと共に紹介され、

リハビリを続けたら治るかもしれない

と勇気づけられました。

 

以上が私が五十肩になって治るまでにやったことです。通った整形外科の方々には感謝、感謝です。

症状は個人個人違うと思いますので、私の症状と経過は他の人にはあてはまらないと思います。この記事は「五十肩になって治ったやつがいたか」、と参考程度として読んでもらえれば。

今もし、五十肩で痛い、動かない、となっている方がこれを読んでいるのであれば、

こう伝えたいです。

「整形外科に行って医師の指示に従ってください」

「治ると信じて正しいリハビリを続けてください」

 

おまけ:肩が痛くて夜寝づらいとき

五十肩になった直後は肩が痛いため、寝返りもうてず少々苦しみました。

これはある本に出ていた方法ですが、痛いほうの腕の高さをいらないタオルケット等をたたんだものを置いて調節すると、寝るときの痛みは若干和らぎました。

 

長くなりましたが、50歳で五十肩の記事は以上です。