50代は回復が遅い
20年ぶりに入会したジムに通って1年と10ヶ月が過ぎました。
自分では「まだ老けてないよ!」と思いこみたいですが、20代後半で通った時と明らかに違うことが、筋トレをやってみて感じられました。
それは…、ずばり「若い時と比べて、回復が遅い」ということです。
実は筋力は、今時点で20代後半ほぼ同等です。主としてやっているベンチプレスはほぼ同じ重量×回数ができているので。
この調子でつづけると20代後半に熱心にやっていた私自身の自己ベストを抜くでしょう。
しかし久しぶりに筋トレをやってみて、感覚が違うな、と一番感じたのが回復力です。
休息と栄養(食事)は筋トレとセットで!
普段の生活でかからない負荷(筋トレ、or他の運動)を身体にかけた場合、休息と栄養により、以前より身体が負荷に耐えられるように変わります。
負荷をかけていくことで徐々に以前より回数が挙げられたり、ランなら速く走れるようになっていきます。
しかしこれは休息(回復)と栄養(食事)がセットになっている前提です。
休息と適切な栄養が無い場合、疲労が蓄積していき、以前よりパフォーマンスが下がることになります。
疲れがたまって来るタイミングが20代より早い
50代では、(あたりまえですが)20代と同じではないです。
なんとなく身体が重く感じるタイミングが早く来るというか。
今は疲労がたまってきたと感じると(2週間から3週間くらいでしょうか)、扱う重量を一時的に10kg程落としたメニューからやりなおすようにしています。
このメニューをやりなおさないと、と感じる、疲れがたまって来たと思うタイミングが20代後半のときより短く来る感触です。
ただし、疲労のたまり具合にもよるのですが、私の場合3日あけると、日程が空きすぎ、挙がりにくく感じます。そのような場合次の日に試しに同じメニューでやると前日より回数が挙げられたりするので、やり方は試行錯誤中です。
ちなみにムキムキになりたい訳ではないので、いわゆる筋肥大のためのメニューではありません。ジムで鍛えているとてもマッチョな方々のハードなメニューに比較すると楽なメニューです。
長くなりましたが、50代で筋トレをやってみて「回復は重要だよ!」とわかりきった話ですが、自分の体で実感した、ということです。
やりすぎ注意
あたりまえの見出しを書いてしまいましたが、若い時にある程度やったことがあるものは、どうしてもその時の感覚が残っているので、要注意と感じました。
20代後半はジムの方にもっと来いと言われるくらい熱心に筋トレをしていた時期もあったので、同じ感じで(50代なのに!)やりたくなるのです。
私は今50代ですが、無意識で「まだできる、まだ歳なんかじゃない」と思いこみたいので、休息が必要なのに疲労がたまる頻度で筋トレをやりたくなるのです。
アホとしかいいようがないのですが、これが中々止められないのです。
とくにトレーニング開始当初は徐々に成果が数値で上がっていったりします。
こうなるともっと記録を伸ばしたい、という欲がでてついやり過ぎます。
私の場合はランニングは過去にそれほどやっていなかったのと、苦手意識があったのと、ケガが怖かったので、慎重に負荷(距離、速度)を上げたおかげでケガなどせずにすみました。
しかし筋トレは20代のつもりでやってしまい、疲労がたまりすぎたことが何度かありました。
回復が大事とアタマでわかっていてもやりすぎてしまうのです。
過去の運動暦や体質で、できる運動の負荷は個人個人違うと思います。
なのでこの話が当てはまらない50代の方もいると思います。一人の体験として参考にしてもらえたらと思います。
これから筋トレを50代で始める人がこの記事を読んでいるなら、こう伝えたいです。
「休息(回復)と栄養(食事)は筋トレとセットですよ!」
「疲労がたまったと思ったら、休みは恥じゃないですよ!」
普通の50代の筋トレ
普通の50代の方が実践している筋トレの記事、本があまり見あたらない気がします。
あるのは20代、30代のトレーナーの「50代で筋トレは必要ですよ」というような内容。
たまに年配の方の筋トレの紹介は、ムキムキなすばらしい方。
なので筋トレをやりたいと思っているアラフィフ向けに、ムキムキでない私が参考になる体験を書こうと思い、このブログを始めました。
この記事が参考になれば幸いです。