今回は最近読んだ「疲れないカラダの使い方図鑑」の本の紹介です。
カラダの使い方ってちゃんと習ったことがないので、誤解していることが多いですが、この本を参考にしたら、楽になりました、という内容です。
私は肩の動きがよくなって、さらにイスに座って仕事するのが楽になりました。
左肩の動きに違和感が無くなった
私は左肩が五十肩(!)になり整形外科に行き、理学療法士の方とリハビリをやって元の動きに戻りました。
が最後まで左肩はちょっとひっかかった動きになっていました。
この本の冒頭に
「腕のつけ根はどこでしょう?」
という質問があります。
どこでしょう?
私は腕の付け根は肩、だと思い込んでいました。
でも腕の付け根は実は
鎖骨のつなぎ目、カラダの中心部に近い位置
になっている、と。イラストでわかりやすく書いてあります。
あっ、鎖骨のつなぎ目、カラダの中心部なんだ、と図を見てわかったら
左肩がラクに動かせました。
今までは肩の付け根だと思い込んでいて、その
思い込みのせいで動きがおかしかったんです。
急にラクに左腕が動かせるようになってびっくりです。
左肩自体はもう五十肩治っていて、動かしかたが思い込みのせいで、ラクにできていなかっただけだったのでした。
ちょっと衝撃を受けました。
一緒にリハビリやっていた理学療法士の方といろいろ考えながら動かす練習していましたが、まさか思い込みが障害になっていたとは…。
50歳すぎてカラダの使い方を新たに習うことになって、ちょっとしたインパクトがありました。
イスに座るのがとてもラクになった
それじゃ本に載っている、ラクな動きを他にも試してみよう、と思いました。
私は仕事で顧客先に行ったりすることも週何度もありますが、
イスに座っている時間は結構長いです。
昔から体幹が弱いと思っていてイスに座る時は
筋力が無いとまっすぐ座れない、と思っていました。
なのでイスに座る時は基本、背もたれによりかかってました。
本の図のとおりに座ってみると、とてもラクです。
背もたれに寄りかからず、かつ
筋肉もそれほど使わずラクにいい姿勢で座れます。
これも驚きました。
いい姿勢になるには、筋肉をたくさん使って支える必要があると思い込んでいましたから。
本の解説を一部載せると、
バランスが悪いと姿勢を保つのに筋肉に負担がかかる、
でも
バランスを保つと筋肉に頼らずとも安定させることができる、
と。
本の中では「骨で立つ」という説明になっています。
今ではイスに座っているときは背もたれに寄りかからず、いい姿勢で座れます。
かつ余計な筋肉の負担もありません。
無駄力とは?
この本では、普段無意識に「無駄力」を使ってるので、何が問題点か、明からにして、良い姿勢のヒントを 図でわかりやすく解説してくれています。
なので図を見てすぐにラクなカラダの使い方がわかります。
たとえば、良い姿勢を保つのに背中を意識しすぎて背中の筋肉が緊張してしまう、のが無駄力なのだそうです。
私はずっと
良い姿勢には、
体幹の筋力が無いとできない、
と思い込んでいました。
本の図を参考に
一日いい姿勢で座っていますが、
今は背中は疲れません。
本によると
カラダの使い方は教わったことがなく、
5歳くらいに習得した使い方のまま
であるため、無駄力を使ってしまうのだそう。
確かにこのような体の使い方は教わったことがありません。
アレクサンダー・テクニークとは?
この本のベースは、100年以上前のオーストラリアの俳優、フレデリック・M・アレクサンダー氏が考案したカラダの使い方の技術「アレクサンダー・テクニーク」が元になっています。
俳優だったのに声がうまく舞台で出なくなっていたアレクサンダー氏は、無意識の筋肉の緊張を取り除くことで声の不調が改善。その技術があらゆる不調に適用されるようになりました。
知ったきっかけは、エレキギターを弾く時に、カラダをうまく使う方法を模索していた時でした。
演奏家向けのためにカラダの使い方をよりよくする方法として何度も目にしました。
ただ、色々アレクサンダー・テクニークの本を読んでみたのですが、本だけだと私にはわかりにくかったです。
カラダの使い方を文章だけで説明されてもさっばりわかりません。
この本はほとんどが
図で説明してあり、
とてもわかりやすいです。
本の著者は一万人を超える人たちのカラダの不調に接してきた、とのこと。
なので、普通の人が困っていることを的確に捉えているので読みやすかったです。
今回の記事は、ラクにカラダを使う方法で不調を改善できる本の紹介でした。
もし、カラダの不調で気になることがあれば、参考になるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私が五十肩になったときの過去記事はこちらです。
このブログは、50からジム行っている…、というタイトルのブログですが、50から整形外科行ってる、というタイトルになるところでした。