50から筋トレやってみた

みずからの体験に基づき、筋トレ、ダイエット、自転車、本をゆるく書きます。

運動嫌いな人ほど筋トレが向いている

学校の体育が苦手な人ほど筋トレの効果がある

久々の更新になりました。記事更新の間隔が空いたのは、個人的な事情によりますが、それは別途。

 

今回は、体育が苦手だった人ほど筋トレの効果がある、という内容です。詳細は後述しますが、まずは私が体育が苦手だった話を記載します。

私は体育が嫌いでした。なぜなら、幼少から病弱で外で遊ぶ、などできず、家で寝ていたから、身体が弱かったのです。

病弱な子供がかけっこが劇的に速い、ということは絶対なく、私は走るのがダントツに遅かったです。なので体育も周りの子供と比較し、なにもかも出来ず、いわゆる「運動音痴」でした。これはクラスでも学年でも私に匹敵する運動音痴の人はいなかった、と断言できます。

なにしろ小学校二年の昼休みの屋上のクラス対抗の三角ベース(野球)で、いきなり「トレード」と称して無償トレードのように、他のクラスのチームに入れられたのです。

今考えると、私一人で放出されたので、トレードじゃなく戦力外通告だと思いますが。

クラスメイトは自分のチームが勝つために、へたっぴを排除したので合理的ではありますが、自分ではショックでした。もちろん他クラスのチームでは当然活躍できず、でした。他クラスのチームメイトからの「こいつへたくそなんじゃん」という視線が痛かったです。

 

学校を出てからの方が運動が重要

学校を出て社会人になって、失敗しながら仕事を覚え、徐々に責任が重い仕事をまかされるようになり、だんだん仕事が面白くなっていく…。20代、30代前半まではこのような経験をされる方も多いのではないでしょうか。そして仕事に熱中し、趣味で何かスポーツをやっていない場合、ほんの少しづつ太っていく…。

私がそうでした。20代後半から30代前半は公私共に忙しく、自分の健康など気にしなくとも問題が顕在化することはありませんでした。

 

20代後半までは筋肉はそれほど落ちたりせず、じっとしていてもカロリーを消費する基礎代謝も高いので、やせるのも簡単です。

しかし30代前半から楽しい飲食を続けていくと、お腹が少しづつ、少しづつぽっこりしていきます。

「運動は軽くでも生涯つづけると、心身共にいいことあるよ」と今はわかっていますが、こんなこと学校でも教わった記憶ないし、体育が嫌いなので運動などする気も起きませんでした。

しかし、筋肉は何もしないと年々1%づつ減っていくそうです。筋肉が落ちると基礎代謝量も下がります。その結果、同じような食事の量をつづけていると、お腹ポッコリのできあがりです。

運動は学校は体育がありますが、筋肉が落ちてくる働き盛りの人にももっと必要です。

 私と同じような年代の方は知っていると思いますが、昔、金さん銀さんという100歳を超えた双子の姉妹の方がいました。お姉さんの金さんは車いすでした。が、妹の銀さんは立って歩いていました。その姿を見て「ガッデム!!、同じような歳の銀さんが歩くなら、私も歩いてやる!!」、と言って(本当にこんなセリフかはわかりませんが)筋トレをやって筋力を伸ばし、歩けるようになったそうです。いくつになっても筋肉は成長するのです。

筋トレが効果がある理由

ジムで教わる前提ですが、筋トレは始めるのが比較的楽で、効果が出やすいです。

ジムで筋トレをする場合、いきなりバーベルやダンベルは触らず、いわゆるマシンというものの使い方を教わることになります。

マシンのいいところは、使い方をジムのトレーナーの方に教わると、だれでも簡単に筋トレができます。スクワットはフォームの習得が難しいのですが、マシンを使った筋トレであれば、だれでも簡単にできます。

ランニング、自転車、水泳ではこうはいきません。正しいフォームがあり、習得には時間がかかります。特に運動が苦手だった人が始めるには過去の嫌な記憶と相まって、ハードルが高いのではないでしょうか。

また野球、テニス、サッカー、などもちゃんとやるには時間がかかります。

筋トレも、バーベル、ダンベルを使っていく場合、正しいフォームの習得には時間がかかりますが、今回は話をマシントレーニングに絞ります。

ジムのかっこいいトレーナーの方々は大抵トレーニングに詳しく、正しいマシンの使い方を教えてくれます。痩せたい、体力をつけたい、などの要望にこたえたメニューをつくってくれます。

しかも初心者の場合、初めてから三か月くらいは、自分でも驚くほど扱う重量が伸びていきます。

しかも筋トレでドーパミン、成長ホルモン、セロトニン、が出ていい気分になります。

 基礎代謝量も上がり、やせやすくなります。

体育嫌いだった人ほど筋トレはおすすめ

体育嫌いだった人ほど筋トレをやることで、

「運動って気分よくなるんだ」、

「自分でも体を動かして変われるんだ」

「どんどん扱う重量が伸びていって楽しい」

など感じることができます。

私自身がそうでしたから。

 

もし、学校の体育が嫌いで運動をやっていないが、ジムに行こうか、と思っている人がいたらこう言いたいです。

「筋トレを始めてみると、健康的な自分に変われますよ」

 

ついでに言っておくと、筋トレには「休み」と「食事」も大事ですよ。 特に私のような50代の方は。

 

今回は体育が嫌いでも、筋トレをやるとより健康的に変身できますよ、というお話でした。