食事制限の結果起こったこと
食べる量を減らすことで、「食べる量>消費量」から「食べる量<消費量」となり、19kgやせることができました。
でもスリムになった自分の身体に違和感を感じていました。
「やせた、スリム、でもなんか違う…」
鏡に映る自分の姿はスリムですが、なんとなくみすぼらしく老けて見えます。
体重を減らしただけのダイエットは(自分の理想と)なんか違う…。
当時食べる量を減らすことで体重も減りましたが、やや急激なダイエットにより、筋肉も減っていたのです。
食べる量を減らすと…
太りやすくなります。つまりリバウンドする可能性が上がります。
エネルギーが足りなくなる場合、筋肉を分解してエネルギーをつくりだします。
筋肉は「消費量」の一部を「基礎代謝(じっとしていても消費するエネルギー)」として消費しています。この消費量が減ってしまいます。
また、ヒトが太古から何度も飢餓状態を生き延びてきた仕組みが発動し、身体が「脂肪を蓄えてこの飢餓状態を乗り切るのだ」という方向に変わります。
めでたく私もリバウンドしました!
ここからどうすればいいのか…?
やっぱりランニング?
やっぱり運動が必要です。
ダイエットに効果がありそうな運動と言えば…、「ランニング」では!?
当時の私はダイエットと言えば食事制限と有酸素運動で脂肪を燃やす、と思っていたので、何の疑いもなくランニングを始めることにしました。
当時はランニングで主に下半身の筋肉も鍛えられるという発想でした。
また、たまたま飲み会で一緒になった50過ぎの会社の社長さんと意気投合しました。
その方がランニング好きなことも影響しました。
その方から「俺は知り合ったやつはみんなマラソン大会にエントリーしてやるんだ。君もエントリーするからマラソンの季節まで待ってな。」
と言われて、これは逃げられないかもしれない、と思ったのも走り始めるきっかけになりました。幸い(?)仕事の都合でその方とは疎遠になったのでマラソン強制エントリーはなくなりました。
ランニングを始める準備
本好きなので、いろいろ本を読んで研究しました。
こわいのはケガ。
私が走り始めるずっと前に、職場の元気な人たち数人で夜集まって走り始めました。「hyoga67さんも走ろうよ」と何度かさそわれたのですが、走る自身がなかったのでお断りしていました。
ところが、2~3週間たったころ様子を聞くと、皆ひざ、腰などを痛めて走れなくなったので、走る会(?)も無くなったとのこと。
若いころと違い、筋力も衰えているところに、若いイメージのまま走ったため、脚、腰にダメージが来たようです。
このことの印象が強かったので、ケガしないように準備していきました。
具体的には下記を実施しました。
- 下半身の筋トレ
- 腹筋、背筋
- 長い時間歩く
1.下半身の筋トレ
ランニングしようと思ったときはもう40代後半でした。
走るための下半身の筋力は衰えているとみて間違いありません。
もともと走るなんて嫌いでしたので、走る筋力なんて無いです。
地道に本に載っている足をクロスさせながらジャンプするスクワットを繰り返しました。
モモの筋肉を鍛えておかないと、ひざにダメージが来ると思いしばらく続けました。
2.腹筋、背筋
運動嫌いの私は、自分でもいわゆる体幹が弱いのはわかっていました。走ったりしたら腰痛になるのが怖かったので、これも繰り返しました。
3.長い時間歩く
とは言っても、最初のダイエットの時にやっていた30分歩きの延長で1時間歩いている程度でした。
楽な生活で筋力が衰えていることは間違いないので、走る準備を先にしました。また、20代を過ぎると筋量がどんどん減っていくので少しでも抵抗しようとしていました。
半年くらい準備期間にして、いよいよランニングです。ランニングでダイエットはどうなったのか?続きは次の記事で。